「テラフォーマーズ」 15

 

 

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言葉が強くていい。

 

後ろに君がいる。

 

何かのために がオレにはない。

 

 ネタバレになるから名前は伏せるが、ある夫婦の死が壮絶すぎる。

二人とも同じように上半身吹っ飛ばされて死ぬってなんという後味の悪さだ。

そして二人は、ちゃんと生きていた過去があった、ということを思い出させる。

夫の方っていつ死んだのか。

とにかく、初期の頃のような無慈悲さがあって、ハッとさせられる。

最近のテラフォーマーズはミッシェルは実は生きてました、とかヌルいことやってたから、この巻に出てくる死は余計に響いた

 坂口安吾が言っていた、無慈悲、無情の、「文学のふるさと」がここにある。




そうしないと人生が前に向かない。

 

魂が燃焼している。

 

全体を把握しづらいんだけどやっぱり見せるし面白い。