2015-12-01から1日間の記事一覧

「世界の終わり、あるいは始まり」  歌野昌午      

息子よ、お前なのか。 「葉桜の季節に君を想うということ」を以前読んだときから、この作者はすごい人だと思っていたが、この作品でそうした思いはさらに強まった。 非常に実験的だ。何にせよ、実験的なものは評価したい。 パラノイアじみた父親の思考の物語…